アイガモ農法

アイガモ農法は近畿地方から古くからある伝統的な農法で、アイガモはイネ科の植物を食べない習性を利用して雑草や害虫をアイガモに駆除させる農法です。しかし近年の農業技術の近代化により非効率なアイガモ農法は衰退していきましたが、無農薬が可能のため昨今の環境保護や健康志向の追い風をうけ、にわかに注目され始めました。しかし、1ヘクタール辺りの田にアイガモが200羽前後も必要で、雛の価格も高額。田に隣接した場所に小屋も必要、小屋には暖房設備も必要。とても雑草や害虫だけでは旺盛なアイガモの食欲を満たすことは出来ず、エサも必要、田にアイガモのたまり場となるスペースも必要になる為、作付け面積が減る、穂が出ると食べられてしまうので、開花前にアイガモを田から出し、処分先の確保。などの課題が山積しており、とても採算のあう農法と言えず、普及には程遠いのが現状です。

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