コモンズの悲劇

もともとコモンズは共有地の牧草地のことで、誰でも自由に使用できる共有の資源とされています。コモンズの悲劇とは、共有地である牧草地に、ある羊飼いが羊を放牧したとします。そして別の羊飼いも羊を放牧します。自分所有の放牧地だと羊が草を食べ尽くさないように調整しますが、共有地であるため羊飼い同士が、我先にと羊の数を増やしていき、しまいに放牧地に草が無くなりお互いの羊飼いが被害を受けることです。自分だけは少しはいいか、と思う小さな積み重ねが、やがて大きくなり、資源の枯渇に繋がり、みんなが損をすることになります。しばしば川や海などの生活排水などの環境問題や、材木や石油などの天然資源の問題もコモンズの悲劇に置き換えられます。資源は無尽蔵にある訳ではありません。私達一人一人の自覚が大切なのです。

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