魚つき林

森林には実に様々な役割があり二酸化炭素の吸収、酸素の排出、水源の浄化、それ以外にも海の魚を育てるという、一見すると全然関係ないような役割もあります。大昔から漁業を営む地域では体感的に山奥の森林が荒れると魚が取れなくなると知っていたようです。これは森林が荒れると森林から川へ、そして海へと流れ出す養分がなくなり、海での海藻やプランクトンが育たなくなり、周辺の海の魚が育たない等の理由があります。よって森林を守る事が漁業を守ることに繋がるため、独自に植林事業を行う漁業組合まであるようです。現在はそのような海の魚を育てる森林を森林法で定められた保安林の一つで「魚つき保安林」と呼ばれています。陸の生態系が海にまで及ぼすことになるわけです。昨今の林業の低迷から森林の荒廃が進んでいます。森林を守る事は海を守る事にもなるのです。今、森林の保護が非常に重要になっています。

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